第1章 ♡うちの姪がビッチすぎて困る♡ 完
ぼろん、とこぼれ出た俺のムスコはまだ何の反応もしていない。
拭いきれない罪悪感がストッパーになって、どうにかなる気がしなかった。
いや、これでいいのかもしれない。
俺が反応しなければ夢乃の興味も失せるかもしれない、よしそれだ。その線でいこう。
妹の顔を思い浮かべればいい、己の良心と罪悪感にこれでもかと訴えかける。
「!つめたっ……!」
すると突然、ムスコが冷っとしたので奇声を上げた。
夢乃がいつの間にかどこからか取り出した透明な液体を、俺のモノに塗り付けている。
「これって……」
「ローション」
「………………」