第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ
早めに宴会から抜けて、お風呂に浸かり自分の部屋へと戻ろうとした時だった。
「っ!きゃ…………」
咄嗟に後ろから口を押さえられて、離れにある蔵の中へと連れ込まれた。
「なぁ。その態度、なに?」
零一お兄様だった。
背後から抱き締められて、低い声で囁かれるとゾクリと悪寒が走った。
「久しぶりに帰ってきたゆうんに、妹に避けられてえらい傷付くなぁ」
「……こんなこと、しないなら…私も、避けたりなんか」
「なぁ。俺のこと嫌いなった?」
首元にかかる息も、腰を抱く腕も熱かった。
「……それとも、他に男がおるん?」
「は……」
お兄様が突然襟元に暑い掌を差し込んだ。
胸を直接まさぐられ、驚いて必死に抵抗した。
「お兄様やめて!こんなこと、もう嫌!」
「は?嫌?前は気持ちよさそうよがってたくせによう言うなぁ」
強引に浴衣を脱がされると、五年前と比べると発達しすぎた乳房がぼろんとこぼれ出た。
「随分とやらしい身体になってしもて、これを揉んでくれる男がおったんやろ?」
「そんなの、いないわ。だから、もうやめて……お願いだから、許して」
泣きそうになりながら訴えるけれど、お兄様はお構い無しに揉み続ける。
「ほんまに?なら、この大きな乳を想像して慰めた男は何人いるやろなぁ」
「そんなの、知らない……」
「こんな風に揉んだり寄せたりして弄びたいんやろなぁ。それか、このやらかい乳に竿を挟んで奉仕してもらいたいんやろなぁ」
乳頭を上に引っ張って放したり、乳房が形を変えて揺れるのを見て楽しんでいる。
少し乱暴に揉み合わせて、持ち上げた胸の先端をちゅうっと強く吸われるとだんだんとおかしな心地になってきて吐息が漏れてきた。