第3章 ♡そこは狂った愛の底♡ ※ヤンデレ
「はぁ……ゃ、……」
自分ですらあまり触らない部分を、これだけ好き放題に触られたのは初めだった。
甘い刺激がふんわりと乳房を包み込み、ぽぅっと身体の奥に火を灯していく。
お兄様はもう片方の先端も口に含んで、れろれろと舌先で転がしている。
「ぁあ……もぅ、いや、…ぁん…」
「夢乃の乳首は綺麗な桃色で可愛いなぁ……こんなに固くして、飴玉みたいや」
嫌なはずなのに、本気で拒むことができない。
零一お兄様に触れられると頭がのぼせたようになってしまう。
気づけば、足の間からツーっと愛液が漏れている。
「………ぁ」
太股を無意識に擦り合わせていると、お兄様の手が浴衣の裾を割って入ってくる。
「あーあ。もうこんなに濡れてしもて、我慢できへんの?」
「っ、………うっ」
笑みを含んだ声で囁かれると、身体がますます火照っていく。
久しぶりにそこに触れられて、昔を思い出したように甘い吐息を漏らした。
「は、ぁ……お、にぃ…さまぁ……」
「うんうん。ここのこりこりしてるとこ弄られると気持ちええねぇ。もっと夢乃の可愛いとこ見せて?お兄ちゃん、いっぱい気持ちよくしたるから、な」
愛液で濡れた指で花弁を刺激されると、涙が目に浮かんで切ない声をあげてしまう。
(ああ、気持ちがいい………お兄様にいじめられるのはどうしてこんなにも、気持ちがいいのだろう………)