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【進撃の巨人】月と青い鳥

第10章 出発



。。。。。。。。。。



「地下街のゴロツキが!」


「俺が巨人を始末したらお前らはそのゴロツキ以下だな」


面倒くせぇな…

サイラムとイザベルの間に馬を走らせサイラムを睨む




「止めろ!」

「分隊長…」


「気を鎮めろ この先陣形の実施も控えてるんだ 巨人もいつ出てくるか分からん状況で隊列を乱すな!リヴァイ実戦と訓練は違うからな」







「左手前方!森林に15m級です!」

「もう1体!20m級です!」


巨大樹の森から2体の巨人が現れ1体は前衛の隊が応戦していた

もう1体を後衛が囮になり巨人を荷馬車から遠ざけるよう動きだす


「フラゴン隊は荷馬車を死守せよ!」


20mの巨人は囮には目もくれずに荷馬車へと走ってくる それを阻止するため戦っていたが2人が目の前で巨人に喰われた




「イザベル ファーラン行くぞ!」

実戦と訓練は違う…なら ナメた戦い方してんじゃねぇ!


「マジかよ!」

「ファーランいい加減覚悟決めな!」


慎重派のファーランに度胸があるイザベルが発破をかけた

「俺が巨人に取り付いて注意を引く お前らはヤツの膝を狙って機動力を奪え」

「よっしゃ!楽勝!行くぜファーラン!」

「畜生!仕方ねぇな…」


長い事3人で仕事をしてきた 戦いの呼吸 タイミング なんか お互いの体に染み付いている

俺が欲しい時に完璧なタイミングで2人は膝を切り巨人に膝を付かせる

後は俺がうなじを削ぎ落とすだけだった




















夕暮れ時に1ヶ所目の拠点に着いた

馬に水と食事を与えてから古城の中にはいる

外観はボロかったが中は割りと綺麗だった


「巨人に攻めてけられたらひとたまりもないだろうが…巨人は夜は動かないって話だろ?夜を明かすぶんには大丈夫だろ」


「そうかぁ…」


イザベルは草を食む馬の背中を撫でた


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