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現代に降り立ったカラ松くん

第8章 お前が居ればそれだけで


今は、カラ松が布団を敷いてくれて、そこで休んでいる。

「ハニー大丈夫か?これを飲むといいぞ。」

思ったよりもお風呂に長く浸かっていたらしい、私はカラ松からスポーツ飲料を受け取り、ボーッとした頭でそれを受け取った。クイッと一気に飲み干すと、見えているカラ松の顔がぼやけ、のぼせてしまっていたのか〜そんなことを考える余裕もなく、私は布団へと倒れ込んでしまった。



俺は、みちるがしっかりと寝ているのを確認し、ハニーを抱き締めて。口づけをしてから横抱きにし、兄弟たちが寝静まったのを確認してから外に出た。

「ハニー、俺はもうお前を離さないからな。」

そう言いながら、俺は心当たりがあった小屋の近くまでハニーを連れてきた。全く使ってなかった小屋だが、鍵も付いているし、窓は小さなものだから周りを確認する程度にしか使えない。俺はこの小屋で1人になりたい時に何度か出入りすることがあったが、この小屋がまだあったことはラッキーだった。


「ハニー、ここには俺たちだけの空間だよ。もう俺らだけだ、あっちの世界も、こっちの世界も関係ない俺たちだけの世界だよ。」

俺はハニーに深い口づけをし、ハニーがうっかり外に出ないように足枷をつけている。さっき銭湯にいった帰りに即席で用意したものだったが、しっかりと役割を果たしている。睡眠薬もしっかりと効いているようで助かった。

「みちるもう俺はお前を離さないからな。」
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