第7章 ここってもしかして!
「ご丁寧にありがとうございます。初めまして、カラ松の彼女さん三男の松野チョロ松です。ってもう知ってますよね。どうぞ、ゆっくりしていってください。」
「長男の松野おそ松でーす!よろしくね〜カラ松さんの彼女さんかわいいね。」
「どうも、松野一松です。よろしく。」
「どうぞどうぞ。」
チョロ松がみちるを部屋まで案内していくのが見えた。俺もそれに続いて前に進もうとすると、俺はブラザーたちの手によって道を塞がれてしまった。
「はいちょっとまった!カラ松〜お前に聞きたいことあんだよ。」
「俺はない。」
そう兄貴に告げるもまた道を塞がれてしまった。
「俺は、みちるの元に行きたいんだ。行かせてくれ。」
「俺たちの質問に答えたら、すぐにでも行かせてあげるから大丈夫だって〜」
「なんだ?」
「カラ松。あの子ともうエッチした?」
やっぱり気になるものなのだろうか、確かにブラザーたちの誰かがしてきたとなると確かに気になるものなのかもしれない。
「ああ。もうしているよ。」
「うっわ!マジかよ!エッチしたの!?童貞卒業かよ!ずりーぞお前だけ!」
「まじか……。」
後ろからヌッと一松が姿を表してきた。それに頷いてすぐにみちるの元へ小走りに向かう。みちるはチョロ松と一緒に話をしてお茶を飲みながらすでに打ち解けている様子だった。
「みちるさんってすごいですね。僕だったらその状況スルーしちゃうかもしれないよ。優しいんだね。ふふふ。」
「いえいえ、そんなことないです。私もあんなところに人がいたことにびっくりしてしまって。気がついたらって感じです。」
「えーでも、そこから2人は仲良くなったんでしょ〜すごい縁もあるもんだね。」
「いつもカラ松さんが料理を作ってくれたりするんですよ。」
「え!カラ松兄さんの料理ってどうなの!?」
「カラ松さん、料理を一生懸命覚えてくれて本当に美味しいんですよ!」
「へークソ松が。」
「へー。そうなんだね。あ、カラ松兄さん。」