第6章 想いが止まらない
「ホエホエ〜よかったダスな〜。場所は特定できたから良かったダスが、これだと機械は作れないダス。」
「あ?なんで!?」
「これは、こちらの世界とは繋がっていない世界なんダス。手紙ならどんな空間でも届けられたダスが人間となると、また難しいダス。こっちの世界に来る間に体がバラバラになることも考えられるダスよ。」
「こえーよっ!!」
「まっ!でも帰ってくることがわかったし、いんじゃねーの?一件落着〜♪」
「とりあえずアイツがいなくなってから2週間経ったことは、あと2週間後には帰ってくるってことだよね。」
「そうダス!とりあえず、まだ心配ダスが返事が帰ってきて良かったダス。」
「あんしーん、あんしーん!」
「でもさ、それならカラ松が帰ってくることって」「よーし!カラ松が帰ってこれることもわかったし今日はみんなでちび太のところにいくか〜!チョロ松の奢りで!」
「ああっ?クソ長男おめぇに貸してた金まだ帰ってきてねぇんだけど?」
「本当元ヤンだよね。」
チョロ松は長男が言っていたことを察したのかその後は深く追求することはなかった。5人は少しだけ、胸につっかえていた言葉は出さずにその場を後にした。デカパンは言っていた場所、そんな世界から帰ってきたらカラ松は一体どうなっているんだろう。バラバラになっていることは考えたくなくて、カラ松が帰ってくるというその言葉だけを信じていた。