第1章 こんなところに??
カラ松に似たような人は「すまない。ここは赤塚区ではないのか?」と話すからん?と思いながら違いますよ?と自分の住んでいる地域の話をして伝えるとカラ松に似たその人はとても真っ青な顔をしながら「Oh Shitなぜだ・・・!」ととてもびっくりしている様子だった。この人でも本当にすごいカラ松にそっくりというか本人?って思うほどに声まで似てるし、なんかわからないけどカラ松のオーラ?のようなものを感じる。こんな人がこの世の中にいたなんて、って運命を感じているのも束の間私はさらにびっくりすることになってしまう。
「助けてくれてありがとう。俺は松野カラ松と言います。」言われた瞬間いろんな気持ちがはちゃめちゃになってしまった。もうそっくりさんとかそういうレベルではないことで、何かを確信している私は、今目の前で起きている現実を必死で受け入れようとしていた。
震える声で自分の名前も伝えた「奏上みちるです。」私はこの現実に耐えられることができるの!これは何かの夢かもしれない、もしかしたらまだ演技をしているだけで、ただのコスプレイヤーさんかもしれない……でも私には確信があった。この胸の高鳴り、パーフェクトファッションは間違いない……!カラ松だ。なんの間違いか神様は最高の幸せのために、カラ松を呼んでくれたのかもしれない。
私が固まっていたせいで、カラ松くんは頭に?を浮かべながどうしたんだろうと言いたげな目でこちらをみてきた。「あの・・・奏上さん?」「あ!すいません、ちょっとびっくりしてしまって!松野さんは、これからお家の人呼びます?よかったらスマホかしますよ?」そう言いながらスマホを渡す。カラ松は多分家の電話に繋げている様子で電話をしていた。「せっかく貸してもらったのに申し訳ない。なぜか繋がらない・・・なぜだ。」ととても不安な顔でカラ松は心配している様子だった。
「もしよかったらでいいのですが・・・私1人暮らしでちょうど空き部屋があるんです。今日だけでもいいのでそこで休んで行きませんか?」すごいことを伝えてしまった。きっと本当に信じられないけど、きっと目の前にいるのはカラ松本人だ。カラ松っていうのなんか本人を目の前にしていうの恥ずかしいからカラ松くんって呼ぼう。