第2章 そんな理由での逆トリだったとは……。
あっああそうかだったら大丈夫だ。サンキューな。」なぜだかわからないけども、何か緊張している様子のカラ松の声が響いていた。
なんでカラ松私のところに声をかけにきたんだろ。まあタンクトップを洗って欲しかったからしっかりとそれを伝えにきただけだったのかもね。そんなことを思いながら自分の服も放り込んでいく。
居間に戻るとなぜか、正座になっているカラ松がこっちを見てびっくりした様子をしていた。心なしか顔も赤い気がするけど、もしかして流石にこの世界に来て疲れているのかも!と思って近くに寄って手をカラ松の額に当てる。
「みちるぃい、どうしたんだ??」明らかにテンションがおかしくなっているカラ松の熱を測るも特に問題なし。「なんか顔が赤かったからどうしたのかなって思ってね。」「ああ、そういうことか。ああ、大丈夫だ気にしないでくれ。」と言いながらカラ松はすぐにそっぽをむいてしまった。