第2章 情欲【※不死川実弥】
こんな日は寝るに限る。風呂に入り、寝る準備を整えた夜11時。
ぴんぽーん♪
突然、玄関のチャイムがなり、実弥は首を傾げた。
玄関の扉を開けると、そこには陽華が立っていて、実弥は驚きのあまり、目を見開いた。
「お前……どうして?」
「二次会断って、来ちゃった♪」
そう言って、陽華が可愛く微笑む。その余りの可愛さに、実弥は無意識に陽華の腕を掴んでいた。その腕を引き、部屋の中に引き入れる。
驚いた顔の陽華を引き寄せて、強く抱きしめると、小さく呟いた。
「すっげェ…会いたかったわァ…」
「……うん、私も」
実弥は陽華に目線を合わせると、その唇に貪るように喰らいついた。
「んぅ…、しなず…が…せんせ…、んっ…」
「んっ…二人の時は…、先生じゃ…っ…ねェだろォ…」
「ふぁっ…、さ、実…弥…、んぅ…」
(はぁ…可愛い…)
堪らず、陽華を強く抱きしめる。久しぶりに嗅ぐ恋人の匂いに、興奮が収まらない。さっき、一発抜いたばかりだというのに、下半身が激しく疼き出した。
実弥は口づけを繰り返しながら、スカートを巻くしあげ、露出させた下着の上から、柔らかな尻、その感触を楽しむように揉みしだいた。