第7章 22【※冨岡義勇】
「猫になっても、弱いところは変わらないな。」
義勇は陽華の背中に腕を回すと、抱き上げて、胡座をかいた自身の腿の上に乗せた。
「陽華、こっちを向け。」
振り向いた陽華の唇を、自身の唇で塞ぎ、激しく舌を絡める。
「んぅ…、んっ…にゃ…、っ…、」
下の服の中に差し込んだ左手は、絶えず、陽華の感じやすい実を、激しく刺激し、背中から回した右手で、陽華の乳房を掴み上げると、その先端を摘み、クニクニと擦り合わせる。
弱いところを同時に責められ、陽華の身体に、抗いようのない快楽が襲ってくる。
「んにゃっ…、んー、んーっ、」
唇を塞がれ、鳴き声にならない吐息だけが、静かな庭に響いた。
唇が離れると、陽華は息を乱しながら、義勇の胸に顔を埋めた。
「にゃーー、」
「イきそうか?いいんだぞ、好きな時にイけ。」
そう言って義勇は、絶頂を誘導するように、小さな実を弄っていた指先を、ぐりぐりと押し潰すように動かした。
次の瞬間、
「んにゃあっ!!」
陽華は大きく鳴くと、身体を大きく撓らせて、ビクンッビクンッと小刻みに身体を震わせた。
「偉いぞ、うまく気をやれたな?」
義勇は愛おしそうに、陽華の頬に口づけた。