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海賊戦隊ゴーカイジャー

第6章 何のための仲間




アイムはジョーに駆け寄った

アイム「ジョーさん…!」

ジョーはアイムの手を振り払った

ジョー「邪魔だ!帰れ…」

アイム「なぜ…このような…?」

ジョー「奴に勝つためだ……。さっきは剣の数に圧倒された…。だが… 一刀でダメなら二刀……二刀でダメなら…」

アイム「そんな……数で負けたとおっしゃるなら、1人より2人、2人より5人で戦えばいいではないですか…!」

ジョー「………」

アイム「………」

ジョー「…お前には関係ない」

アイム「…!関係ないなんて……私たちは仲間では…!?」

ジョー「…帰ってくれ。お前と話している暇は無い」

アイム「………」

アイムは行ってしまった

『ジョー、言い過ぎ、だよ』

ジョー「…お前に言い過ぎが分かるのか」

『少し?アイム、悲しそうな顔、してた。あとで、ごめん、しよう』

ジョー「………」

はジョーの手を握った

ジョー「おい…」

『ケガ、治す。痛いと、動けない』

ジョー「………」

『訓練、手伝う。邪魔、しない』

ジョー「…」

は傷を治し、ジョーの訓練を手伝った




辺りは真っ暗

ジョーは繰り返し刃を剣で捌く

ジョー「うおおおああああ!!」

『…!』

最後の1本

ど真ん中に飛んでくる刃を真っ二つに斬った

『できた…』

ジョー「……よし、いける」

『すごいね、ジョー、できたね…!』

ジョー「あぁ」

『やっ……た、』

ジョー「…!」

は電池が切れたようにジョーに向かって倒れた

ジョー「大丈夫か…!」

『スゥ………スゥ……』

ジョー「はぁ……寝たのか…。心配させるな…」

ジョーはを寝かせジャケットをかぶせた

そしてまた訓練を再開した


―――――




ザンギャックが出たと伝えられ、ジョーたちは向うため歩き出した

『あ、アイム』

目の前にはアイムの姿が

ジョー「………」

アイム「………」

ジョーは無言でアイムの横を通り過ぎる

アイムはジャケットの裾を掴んで止めた

ジョー「………」

そして自分のゴーカイサーベルをジョーに渡した

ジョー「……いいのか」

アイムは首を横に振った

アイム「…分りません。…でも…仲間ですから」



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