第5章 ❤︎ 三日間ハメまくった記録 黒尾鉄朗
背後から感じる視線を睨み返し散らせた後はいちかが落ち着いて呼吸ができるまで抱き締めたまま待った。
「……鉄朗」
「んー、何?」
「ごめ…っ、イッちゃった」
「そうだな。イッちゃったな。…けど初めてにしては上出来」
「…ね、バレてない?」
「大丈夫だろ?あのおっさんもどっか行ったし。只のバカップルとしか見られてねぇよ」
“……よかった”と胸を撫で下ろしながらやっと俺に向ける。このイッた後のほわんとした顔も可愛くて、それでいてまたもう一回って欲が湧き上がってくる。
「どうする?俺ので掻き回して欲しい?」
「……どこで?」
「駐車場…。なぁ欲しかったら欲しいって言って、いちか」
「…欲しい。鉄朗ので、イキたい」
「そう言ってくれるって思ってたわ。だったら頑張って駐車場まで行かねぇとな。俺がなんのために店内から一番遠い駐車場へ停めたと思ってんの?」
「そこまで考えてたの?」
「当たり前だろ?この三日間で完全にお前の事熟知したから。もっと満足させてやるから覚悟しとけよ?」