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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第64章 ❤︎ 木兎光太郎はスローセックスを覚えた


さすがに5日もお預けされてたら何もしなくてもスイッチが入りそうで怖くなる。他愛もない話をしながら夜を迎え、いちかは躊躇うことなく下着姿を晒す。

「あれ?こんな色の下着って持ってたっけ」
「今日ね、仕事が早く終わったから買い物してたんだ。よく分かったね」
「最近はちゃんと見てるから」
「ちょっとした変化にも気付いてくれるのって嬉しいなぁ」
「むしろ今までごめん」
「んーん、いいの。今は幸せだから」

“光太郎”と甘く誘うように両手を広げてハグを求めてくる。俺の方が幸せ過ぎんのに…ってちょっと泣きそうになりながら抱きしめた。

「ごめん、いちか、好き」
「私もだよ。ねぇ光太郎」
「ん?」
「今夜はしようよ」
「……それ、ほんと?」
「ほんとはね、昨日すごくしたかったの。でもね、私も光太郎も明日休みでしょ?だからゆっくりできる今夜誘おうって思ってたんだ」
「俺、泣いていい?」
「だめ。格好いい光太郎に抱かれたいから」
「泣かない」
「うん。じゃ髪乾かしてくるから待っててくれる?」
「ん、了解」

いちかを待つ間、しまっておいた避妊具を準備してふかふかのベッドに腰を下ろして軽く息を吐いた。何ヶ月もしなかったわけじゃないのに何故か緊張している。

物思いにふけっていると淡い青色の下着だけを身につけたいちかが寝室の扉を開け俺の方へ歩み寄ってくる。こっちの方が全裸よりなんだか色っぽい。

「こっち来て」
「うん」

両腕の中に受け止めてそのままベッドへと優しく誘導する。ほんとに初めての時みたいに肌が触れることすら緊張する。

「光太郎の匂い、大好きなの」
「汗臭くない?」
「そんなことない。お風呂上がりだし同じボディソープの匂いがする」
「いちかも甘い匂いだよな」
「化粧水かな」
「それか…。この匂い、俺も好き」

右手で頬を包むとしっとりとしている。メイクを落とした後の俺しか知らないいちかの素顔。
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