第63章 ❤︎ これなんてAV? 宮侑・治
「なぁ治君よ、今、セックスって聞こえた?」
「セックス言うたな」
「セックスってアレか」
「アレやなぁ」
「アレってアレやろ?男女がちちくり合うやつ」
「逆にそれ以外あるんか?」
「ちなみにそれどっちに言うたん?まぁそれによったら血で血を洗う結末になりかねん問題発言になるけど」
「二人に言うてん。だって暇やん?この部屋涼しいしさ…」
「一応聞くけど俺ら幼馴染って関係なん知ってる?」
「サム、お前、真面目か」
「いちか、ちょっとその辺緩いとこあったけど、俺らに言うとかおかしいやん。なんかあったんかと思って」
「なんかな…、最近、仲のええクラスの子たち数人としたんやて」
「は?したって何?」
「乱交的なやつ」
「お前のクラスの奴、頭ぶっ飛んでんな」
「まぁうちの科は偏差値も低いし元々荒れてるから。私も誘われたけどそんな誰でもは無理やし、けど私だけしたことないのもなんか嫌やん?」
「やから俺ら指名ってこと?」
「そ。二人ってまぁまぁモテてるしね」
「俺はええけどサムに自分のチンコ見せんのが嫌、無理」
「ほな侑はええよ。治に相手してもらうから」
「そんなんあかん。淋しいやん…。俺ら昔から三人で一つやん?俺やってやりたい」
「それか乗り気やない治犯してってのもええな」
「え、無視!?なぁ、俺もやりたい言うてんやけど」
「ほなまとめて相手するからとりあえずそこ立って」
「え…、今?」
「俺やるともなんとも言うてへんのやけど」
「やろや…。彼女おらん俺らに別に失うもんとかないんやし」
「ほな決まり。じゃあ短パンも全部下ろして。口でするから」
俺一人といちかだけやったらハイパーご褒美タイム。けど同じ背丈の同じような顔の双子が立たされてパンツ下ろされんのとか酷い辱め受けてるような感覚に羞恥心が煽られる。
「へぇ…、二人とも案外色白いんや」
「逆に股間だけこんがり焼けてるとか何事かと思うわ」
「あはは、確かに」
白い歯を見せながら軽快に笑う。すでに若干反応し始めたもんをいちかの右手が迎えてくれ形をなぞるようにつつッと指先が触れた。隣は隣でサムのもんを左手で持ちながら同じ動き、同じスピードで上下に扱く。程よい刺激を受けながら急成長するように勃ち上がっていく。