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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第57章 ❤︎ 射精管理 木兎光太郎


「さっきの見た?」
「え?」
「全部見えちゃったかなって思って」
「いや、みみみ見ててないです!」
「そんな全力で否定しなくても怒らないから」
「いやでも…っ、あの、背中は少し、見ました。ほんとにすみません!」
「なんか新鮮な反応だね。もしかして女の子と経験とかないの?」
「ないっす!ないっす!彼女もいないし童貞っす!」
「そこまで聞いてないって」
「あ、すみません」
「でもさぁ、木兎君って一年生の中で一番素直で可愛いよね。体はおっきいのに」
「そうっすか?」
「校内で会うとわんこみたいに尻尾振って挨拶してくれるもんね?」
「尻尾はないんですけど」
「でも嬉しそうに寄ってくる感じはわんこそのものだよ」

わんこと言われても俺、そんな感じだったっけって記憶を探っても思い出せない。けど確かにマネージャーの中ではいちか先輩に一番懐いているのは確かだ。

「今休憩中でしょ?ちょっとゆっくりしてけば」
「いいんすか?」
「いいよ。なんか言ってきたら適当に言い訳しといてあげるし。ジュースでも飲もう」

コンビニの袋に入ったジュースを俺にも一本差し出してくれた。先輩はりんご。俺は葡萄。買ってから時間が経っていたのかパックのジュースは汗をかいている。

「あざっす」
「たまにはサボんないとねー」
「そうっすね」
「嬉しそうだね」
「ジュースももらえたしラッキーだったなって」

喉も乾いてたしずずず…っと一気に吸い上げた。疲れきった体に甘ったるい味が染み込んでいく。

「合宿って辛くない?」
「そうっすね。想像通りというか結構ハードっすね。毎日マジで体力もたないっす」
「違う違う、そっちじゃないって」
「そっち?え、どっちですか?」
「性欲の方」

あっちこっちそっちどっち?まさか性欲のことを聞かれるなんて思ってもなかった。けど思春期のど真ん中の俺にとってはそっちも大問題だった。
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