第55章 ❤︎ 射精管理 宮治
「ちょ、何してん」
柳瀬は涼しい顔して制止も振り切り問答無用で脚の間に入りズボンのジッパーに手をかける。まだ理性の方が優勢であかんと警鐘を鳴らしていた。
「私、本気で店長の彼女になりたいから、先にこっちに挨拶しとこうと思って」
「アホか。そういう下ネタ、年頃の女が言うのはあかんのや。ご両親泣くで?」
俺の言葉もツッコミも見事にスルーされ、うっとりとした視線を送りながらファスナーを下ろし隙間に手を伸ばした。
「店長の、可愛い…。これ、ちょっとだけ勃ってる?」
あかん、反則的な可愛さに完全に反応してしまう。半勃ちだったもんがピンと反応して完勃ちになる。その瞬間を見られて羞恥心に顔が熱くなる。
「せっかくなんで挟みますね?竹中君はこんくらいあったら余裕で挟めるんちゃう?って言うてました」
「お前らなんちゅー話してんねん。年頃の女が男とそんな際どい話すな」
「妬いてくれてるんですか?」
「ちゃうわ」
うまいことのせられてしもてるし…。柳瀬はどこか楽しそうな様子で胸の間に挟むとゆっくり上下に揺らし始めた。
「ほんま…、な、あかんから…。後で後悔すんで」
「絶対せぇへん。私がしたいの」
柔らかいしあったかい…。思えば数年前に別れた彼女は物理的な問題でしてもらったこともなかった。人生で初めての経験がまさか年下のしかもバイトの女の子にしてもらうようになるとは人生パルプンテもええところ。
「挟んだはいいけど、これじゃ気持ち良くないですよね」
徐に唇を近付けて舌先で先端を突くように舐める。ゾワっとした感覚が駆け抜けて一気にボルテージが跳ね上がった。