• テキストサイズ

(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第53章 ❤︎ 俺のものだから返してもらうだけ 及川徹


「ごめん、俺、このままじゃ終われそうにない……今すぐ全部俺のものにしたい」
「……うん」

消えそうな声でも俺にはたまらなく幸せに感じた。性欲を満たすだけの行為ではなく、二人が出会ったことも離れてしまっていた時間も今に繋がるなら全てに意味があったってそう思えるから。

俺が知ってる頃よりもずっと大人びた表情を見下ろしながら、秘部を覆う白い下着を脱がせて足を開かせる。赤く熟れたそこは愛液がライトに光ってキラキラと艶かしく光り、吸い寄せられるように口付ける。

「んん…っ」

甘ったるい声の後、湿っぽい吐息が不定期に聞こえてくる。ここで夫君が戻ってきたらなんて妄想に独占欲を掻き立てられ、蜜の溢れる奥へと舌を這わせた。

「いいから。…もう、いい…」
「だめ。いつも先にイッてからしてたでしょ?もう忘れちゃった?」
「忘れてない。けど…っ、すぐイッちゃいそう…」
「じゃあ我慢しないで?俺がこうしたいだけだから」
「んぅ…っ」

イキそうになると口をぎゅっと閉じて声を必死に我慢する癖が全然変わってないことに嬉しさもあった。尖らせた舌先で突起を転がすと愛液が増し体がぴくんと跳ねる。絶頂が近い事を感じ取って強弱をつけながら舐めると我慢できずに漏れた嬌声が響きいちか の体が痙攣した。

肩で大きく息をしながらぐったりとしなだれた体を抱き寄せて耳朶にキスをするように唇を寄せて囁く。

「俺もそろそろ我慢の限界」

小さくうん、と頷きながら両腕が肩に回された。その瞬間、いちか への愛情が爆発した気がした。

/ 1333ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp