• テキストサイズ

(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第51章 ❤︎ 彼氏の性癖が歪んでいる件 黒尾鉄朗


「嫌だ。鉄朗のお願いなんてなんか怖い」
「即答?つか怖くねぇだろ?付き合って結構長いんだし」
「そうだけど…。だって鉄朗変態だし」
「ストレートに言われるとすげぇ嬉しいんだけど」
「そこ喜ばないで」
「つーわけで傷心気味な俺を癒して?」
「待って。そんなジリジリつめてこないで…って、……んっ」

右手首をきつく握られたかと思えばそのまま唇を塞がれてしまった。待っての三文字を吐くことも許してくれなくて一方的に深くなる口づけを受ける。さっきまで冗談ばっかり言ってたくせに急に艶めいた表情を見せて甘く囁く。

「も、やだ…なに……」
「いちか、悪いけど、ちょっと立って?」
「へ?」

強引な力で抱かれるように立てらされてテラスの柵に手をつく。ピッタリと体をくっつけるように抱きしめられて湿っぽい息が首筋に触れる。

「何?」
「こうやって一緒に夜景でも見ようかなって思って」
「そんなの絶対嘘」
「嘘じゃねぇし」
「完全にエロモードの声してるじゃん」
「俺はお前といれば24時間エロモードなんですけど?」
「しないよ?」
「するよ?」
「やだ」
「やだって言われても今日は無理矢理犯すって決めてんだよ」

ルームウェアのワンピースの裾から滑り込ませた手がショーツの布を引っ掛けて太ももまでするりと下ろす。がっちりと抱きしめられているせいで身動きが取れない。

「待って。ねぇ、せめて部屋」
「嫌だ」
「嫌だって、ここ外」
「俺さぁ、いっつも優しく抱いてやってんだろ?たまには俺の好きなように抱かせてもらってもバチは当たらないんじゃねぇ?こういう無理やり犯されんのも案外いいかもよ?」

膝まで下げられたショーツはそのまま床へと落ちてしまった。背中のラインをゆっくりとなぞる感覚にゾクゾクして意識がふわっと遠のく。肩に触れる鉄朗の吐息も魔法のように体を動かなくさせて体の中心がキュンと甘く疼いた。
/ 1333ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp