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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第51章 ❤︎ 彼氏の性癖が歪んでいる件 黒尾鉄朗


「言っとくけど、可哀想なもう一人の自分自身だからね。息子であり、時には厳しい戦線をきりぬく戦友であり同志だからね。メンタル状態にすごく左右されちゃうんだからね!!」
「じゃあもう永遠に戦っててください」
「そんな嫌味たっぷりの笑顔で言わないで」
「とにかく!絶対にそんな水着着ないし、これからも着ることはありませんから!鉄朗にお返しします!」

はいっ、と水着と袋を強引に鉄朗に渡す。

「ああもう分かりましたぁ。俺が恥を忍んで買ってきたこの水着は水着としての役割を果たすことなくお蔵入りなんですねー!!」
「そう!!」
「あーあ、水着の水着としての役割がよぉ」
「しつこい!!どんだけ執着してるの?それにその水着に水着としての役割なんかないからね、ほぼ全裸に近いからね」
「だからそれがいいんじゃねぇのかよ…」
「うるさい!!」
「………すいません」

シュン…と項垂れながら謝る鉄朗。大人気ないなと思いつつも本当にショックだったんだ…と私も少しだけ反省してみる。

「ごめん、私も言い過ぎたかも」
「いや、俺が悪いよな…」
「うん」
「そうだよな…」
「まぁそうだけど反省してるなら許してあげてもいいけど」
「じゃあ許すついでにお願い聞いて」
「は?」
「だぁって いちか のお願い聞いたんだから、俺のお願いも聞いてよ」

なんでそうなる!?ニヤっと笑った鉄朗に全くもって反省の色なし。よって前言撤回する。
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