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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第50章 ❤︎ 何年たっても特別な日は変わらない 岩泉一


岩「だったら黙って食ってろ」
及「言わなくても食べるよ。おめでとう岩ちゃん!いただきます!」
岩「もっとまともに言えねぇのかよ、お前は」
及「先陣切って一番にお祝いの言葉を述べたのになんで怒るのさ」
岩「怒ってねぇよ、呆れてんだよ」
「まぁまぁ、とりあえずお腹も空いたし乾杯して食べよう?」
松「いちかも大変だな」
「一君と付き合いだして大分慣れたけどねー。でも誰か止めないと永遠に喧嘩するからこの二人」
花「いちかは慈悲深いな」
「そうでもないけど。はい、じゃあコップ持って!…乾杯しよう」

コップには炭酸ジュース。さっきまで言い争ってた二人も落ち着き、それぞれがコップを手に取る。

花「ここはやっぱ主役の親友で」
及「ってことは俺だよねー?」
岩「いちかでもいいぞ」
及「え、俺にやらせてよ。乾杯の音頭とるために俺が来たようなもんなんだから」
岩「じゃあ乾杯終わったら帰れよ」
及「心配しなくても最後まで居座るからね。あ、みんなコップ持った?…じゃあ今日は岩ちゃんの誕生日ということで。…岩ちゃん、おめでとーう!」
「「「おめでとーう」」

乾杯の音が響き、一気にその場が盛り上がる。なんだかんだ言ってても一君も嬉しそう。

「一君、おめでとう」
岩「ああ、サンキュ」

もう一度、二人だけの乾杯。いつもより柔らかな表情につい私まで嬉しくなる。

及「そこだけ二人の世界作らないでね。俺たちもいるんだから」
岩「いちいち突っかかってくんな」
花「今日は特別なんだから及川も許してやれって
及「大体岩ちゃんにだけ彼女いてフェアじゃないよね。俺も来月までに彼女作らないと」
岩「無理だろ」
松「厳しいだろうな」
「及川ってさ、モテるのにほんと長続きしないよね」
及「いちかちゃんはっきり言うよね。俺もそれが悩みなんだけど…」
花「ちゃんと大切にしないからだろうな」
及「してるし。でも付き合ったら付き合ったで思ってたのと違ったとかそんな理由多もん」
「みんな及川の何を求めてるんだろうね。華やかさ?」
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