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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第48章 ❤︎ 処女相手にあまぁいセックスをするイケオジ岩ちゃん


「あの、する前にお願いがあるんですけど、今日だけはキスしてくれませんか?」
「……まぁ、お前がいいんならそれくらいは」
「それと私の事はいちかって呼んでください。ここにいる時間はちゃんと私を見て欲しいので」
「そういうことを素直に言える若さが俺は羨ましいわ」
「私も精一杯頑張ってます、今」
「頑張るのはいいけど、後悔すんなよ」
「しません。ちゃんと本心で言ってますから」
「なら俺も、ちゃんといちかに応えるよ…」

自ら望んだことなのに不意打ちで初めて聞いた“いちか”って言葉は全身の細胞が反応するみたな衝撃だった。脳内はフリーズと混乱を極めて、手を引かれ引き寄せられて気付けば対面で膝の上に乗せられていた。

「お、重くないですか?」
「重くねぇよ」
「でも私最近太っちゃって…。しかもこんな近距離でっ、下着もつけてないし。なんというか色々大丈夫なのかな…、えと、私、なにからしたらいいんだろう」
「お前、二時間一人で喋ってる気か?」
「いや、そんな…」
「一旦黙れ」
「あ、はい…」

押し当てられるように触れた柔らかなものは冷たい日本酒の香る唇。後頭部をがっつりと抑えられてるせいで身動きが取れない。無理矢理なキスなのにゆっくりと角度を変えながら触れる唇は優しい。

「…お前見てると面白いけどこれじゃ先に進めねぇからな」
「…ですよね」
「余計な事は考えなくていいから」
「じゃあ…。もっと、キスして…」
「…目、閉じてろ」

オレンジのライトがベッドサイドを照らして二人の影が重なった。キスをしては見つめ合って、また静かに唇を重ねる。アルコールの魔法と夢の中のようなリアルに自分じゃないみたいで、慣れない荒いキスの快感に鈍くなった思考は微睡の中を彷徨う。
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