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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第35章 ❤︎ HOW TO SEX 木兎光太郎・赤葦京治


大きなベッドのその真ん中に眠るいちかちゃんの姿は眠り姫のように綺麗だった。

「いちかちゃん、初めての男にしてくれてありがとう」

酔いは覚めてもまだ余韻は続いている。手で頬を撫でると柔らかくて温かくて寝顔を見ていたらまた独占欲が湧き上がってきた。

「俺だけのものにしちゃってもいいかなぁ…。したいなぁ…。………いいよな…」
「だめに決まってんでしょ」
「もうあかーしぃぃ、この雰囲気ぶち壊すなってぇぇ」
「何最後だけ格好つけて彼氏っぽい感じ出してんですか?」
「いいじゃん別に。彼氏のつもりで抱いたんだし。他人のものでも寝取りたい、そういうお年頃なんだよ」
「おっさんに片足突っ込んどいて何とんでもないこと言ってんですか。倫理観皆無ですね」
「お前も共犯だろ?」
「そうですね。だから今日のことは墓場までも持っていく覚悟です」
「お前はしたくなかったの?」
「したかったに決まってるじゃないですか。でもあんだけ痛がってたのに俺もなんて言えるわけないでしょ」
「だったら赤葦からしてもらえばよかった?」
「そんな気全くなかった癖に」
「あ、バレた?」
「あんたの考えてることくらいお見通しです」
「さすが赤葦だな」
「さすがと言われても嬉しくないです。……というより今からどうします?とりあえず少し寝かせますか?」
「そうだな。寝顔見てる間はまだ俺も夢見てたいもん」
「また乙女みたいなこと言って」
「うん、だってそういうお年頃だもん」

眉間に皺を寄せて“気持ち悪いですよ”と吐き出す赤葦だって満更でもないと思う。疲れ果てて眠ってしまったいちかちゃんの頬にそっと口付けた。
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