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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第35章 ❤︎ HOW TO SEX 木兎光太郎・赤葦京治


「そういやいちかちゃん木葉と付き合ってんだろ?どうなの実際?」
「質問がゲスくないですか?」
「だって気になるじゃん」
「それがね…、したことないの」
「まだ付き合って日が浅いの?」
「んーん、そうじゃない…。私まだそういう経験なくて」

軽く流して欲しかったのに二人は思いっきり固まってた。確かに私もいい歳だし恋人がいたことだってある。でもキス止まりでその先に進めなかった。

「やっぱりマズい?この歳で経験がないって」
「いや…そんな、全然…っ、なぁ赤葦?」
「まぁ……、珍しいとは思うけど」

二人の反応に、今まで騙し騙しに来てしまった自分の不安が一気に湧き上がってくる。

「だよね……」
「どうした?そんな深刻そうな顔して」
「それが…、今、結構ピンチだったりするんです」
「なんで?」
「秋紀と付き合ってるのは知ってるよね?もうすぐ付き合って三ヶ月でそういう雰囲気になっても生理とか嘘ついて出来なくて…。でもその嘘ももうつけないし次のデートくらいには……そういう展開になるかもしれなくて」
「いいじゃん。初めて貰って貰えば」
「でも先輩や京治の反応見て一気に不安になっちゃった…。処女ってやっぱり面倒だよね?」
「…それは別に」
「いや、性癖によるな…」
「そこは少しはフォローしてください」
「だって実際初めての子とする時ってすげぇ気遣うじゃん。木葉はどう思うかは知らないけど面倒だって感じる男はいる。いちかちゃんには悪いけどそれが現実だな」
「……俺も否定はできない。ごめん」

え、何それ、私の状況って相当やばくない?今まで何してきたんだ?いや何もしてきてないことが問題になってるんだ…。

「どうしよ…。泣きそうになってきた。もし秋紀が面倒だって思うタイプだったら?」
「それはちゃんと話し合ったらいいだけ。話せばあいつも分かってくれるだろうし」
「でも分かってくれなかったら?ね面倒臭いって思われて先に進めなかったら?秋紀は半年ぶりの彼女って言ってたけど私にとっては7年ぶりにできた彼氏なんだよ?分かる?この重み…」
「いや、だからそれは……」
「だったらいちかちゃん、俺にいい考えがある」
「……ちょ、まさかあんた」
「なんですか?」
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