第33章 ❤︎ コーヒーの香りと君の寝顔 東峰旭
「旭のおっきくなってるよ?」
「可愛いいちかからのお誘いだからね」
「それは嬉しい。最近誘ってくれないから性欲なくなったのかと思った」
「それはないかな。」
「旭ってすぐ我慢しちゃうんだから。そういうのだめだよ」
「うん。…そうだよね、ごめんね」
「すぐ謝るのもなしね」
「大地にもよく言われるよ。…気をつけないとね」
「こんなに格好良くてセンスのいい彼氏なんだからもっと堂々としてていいんだよ?」
「ありがとう。いちかからそう言われると本当に嬉しいよ」
「そう?なら今日はいっしょにしよっか?」
「一緒に…?」
「舐め合いっこするの」
「え…」
「だってまだそっちの方に意識覚醒してなさそうだから旭のやる気スイッチ押してあげようと思って」
「でもまだ昼間…いや、お昼もきてないよ?」
「だから何?嫌…?」
「嫌とかそんな全然…っ」
むしろその一言だけで思いっきり反応しちゃった自分が恥ずかしいというか…。でもそんなのはお構いなしに俺の胸に頬を添わせて体を密着させる。いちかの手が俺の質量を増したモノに触れ、ふんわりと包み込む。
「旭だってもう準備できてるじゃん」
「……恥ずかしながら」
「もう食べちゃうからね」
白い歯を見せて微笑みがらスウェットとパンツを下ろす。その可愛いピンク色の唇に俺のものが先っぽから包まれる瞬間はいつも腰が引けるくらいの強い快感が襲う。
「…あ……っ」
うっかりと情けない自分の声出してしまっても奥まで咥え込まれる感覚には逆らえない。与えられる刺激に耐えながら負けじと俺もいちかの足を開かせてその中心に顔を埋めた。