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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第32章 君の手をとりたかった理由 黒尾鉄朗


柳瀬チャンと別れるのは名残惜しかったけど、俺も部活の途中だったし保健室で別れた後は早速夜久に報告。

「ってな事があって可愛い女子と仲良くなってきました」
「部活サボって何やってんだよ。気持ち悪いな」
「なんでよ?素直な感想だろ?」
「お前の所為で怪我してんのによくそんな事考えられんな」
「そこは俺も反省してるけど、だからこそ守ってやりてぇって思うんじゃん」
「クロ、気持ち悪い」
「研磨までなんだよ」
「すぐその気になるのがなんかヤだ」
「まぁ、惚れっぽいのは確かだけど…。前の彼女とだって1年半は付き合ってたじゃん。別に浮気した訳でもねぇし」
「愛が重いってフラれたんだろ?」
「…まぁ、そうだけど」
「そういうのが気持ち悪い」
「俺はよかれと思ってやってたんだけどなぁ…。なんでそれだけでフラれるんだろうなぁ。誰か俺の愛を受け止めてくれる子いないかなぁ」
「いねぇだろ」
「いないと思う」
「なんだよ冷てぇな…」
「ま、俺は明日お前と借り物競走に出なくて済むんだからそれはよかったわ」
「俺も出れば去年みたく盛り上がっただろうに残念だったな」
「俺は嫌だ」
「ま、俺は柳瀬チャンと騎馬戦楽しむし。出るからには勝つし。…つーことでサーブ練してこよう。いつも見てるって言ってたしぃ☆」






「クロ、完全に出来上がっちゃってるね」
「ありゃダメだな…」
「情けない…」


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