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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第31章 ❤︎ infection... 月島蛍・黒尾鉄朗


「…それで?さっきなら何なんですか?」
「あー、やっぱ気づいてた?お楽しみ中のところ失礼…」
「や、…く、…………んぐっ」

黒尾さんの存在に気付いて怯んだいちかの顔を押さえる。小さく呻くような声はこれまでに聞いたこともないような生理的な声。

「覗きですか?」
「楽しそうだったんで俺も混ぜてもらうと思って。てかさ、そんなに無理やり咥えさせたらマネちゃんの息できないじゃん」
「黒尾さんには関係ないでしょ?」
「昼間の様子見てて、蛍ちゃんも溜ってんだろうなぁって心配してた…ってのは嘘だけど、俺もお零れ貰えるかなぁなんて思ってずっと見てたの」
「悪趣味ですね」
「こんな場所で無理矢理やっちゃう蛍ちゃんの方がよっぽど悪趣味だと思うけどね」

いちかに優しい声で“大丈夫か?”と声をかける。怯え切った瞳からは涙が零れている。

「あーあ、可哀想に。こんな可愛い子にイラマさせちゃうなんてお前も相当歪んでんな」
「そうさせたのはいちかですけど」
「そっか。名前はいちかちゃんだったな」

まるで自分の彼女のようにいちかの頭を撫でながら乱れた髪を直していく。

「なぁ俺も溜ってんだけど。…混ぜてよ、いちかチャン?」
「ははっ、黒尾さんこそ歪んでますね」
「その可愛いお口でもいいし、空いてる方でもいいんだけど?」
「それは口止め料って事ですか?」
「…ま、そういう事ね」
「……そんなのやだ」
「いいですよ、別に」
「蛍君…?なんで?」
「さっきも言ったでしょ?お仕置きって事」
「ごめんな、いちかちゃんが悪い訳じゃないのに。…先輩として謝っとくわ」
「謝るくらいならしなければいいんじゃないですか?」
「今更止められねぇよ。…んでさ、もう早速突っ込んじゃいたいんだけどいいの?」
「……どうぞ?」
「あ、蛍ちゃんのジャージ貸して?」
「なんでですか?」
「なんでって、いちかちゃんの肌が傷つかないように。下はコンクリートだろ?」
「へー、こんな時だけ優しいんですね」
「当たり前だろ。どっかの蛍ちゃんみたいに無理矢理なんて俺にはとても…」
「どの口が言ってんだか…」
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