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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第31章 ❤︎ infection... 月島蛍・黒尾鉄朗


夜になっても気温は下がらず湿度が上がっていく。湿気の多いこの場所も流れる汗も全てが気持ち悪い。

「指が汚れるのが嫌だから、自分でしてくれる?」
「……え?」
「このままシてもいいけど、痛いのは嫌でしょ?だから自分で準備して」
「…無理だよ。そんなのしたことない」
「ならしてみてよ?ちゃんと見といてあげるから
「…でも服は?
「脱げばいいでしょ?…脱いで自分で触ってみて」

周りを気にしながらも僕の言う通りにズボンを下ろす。下着も脱いだ後は紺色のシャツ以外は何も身につけていない。

「そこの階段に腰掛けて、僕に見えるようにしてみせて」

荒くなっていく吐息。部屋の中ならまだしも誰かの目に触れる場所で、異常とも思える行為なのにどこか冷静に見つめていた。

「……っ、………ん」

細い指の先で円を描くように弄り水音を晒しながら声を押し殺してぎこちない指で自慰は続く。視線は僕には向けない癖に息を吐く唇も揺れ動く体も全部、僕を煽っているんだよね?

「ん…ぁ…はぁ……蛍、…君」
「何?」

いつまでするの…?と目が訴える。
「イクまで続けて」

そうやって僕を見つめたまま、僕のことだけを考えてて欲しいから。

「早くイカないと誰か来ちゃうんじゃない?こんなところで女の子が一人でシてたら変態だった思われるよ。こういう噂なんてすぐに広まっちゃんじゃない?」
「…や、嫌」
「それか他の男に食われちゃうかもね」
「や、……ぁ、蛍…っ」

小さな声が僕を呼んだ後、体を震わせて。初めての快楽の所為か羞恥心からか、瞳にはうっすらと涙を浮かべている。
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