第27章 ❤︎ キタサンブラック 北信介
「あぁ…っ………ぅ、…んんっ」
異物感に埋まるそこはものすごい圧迫感だった。容赦なく奥深くを抉られてこんなもので感じたくないのにもうブレーキも効かない。声にならない嬌声があがり上半身が震えた。
「ひ…ぁっ、………っっ」
下半身の熱を解放するように快感が身体中を駆け巡った後、力が抜けていく。いつもは優しく私のペースに合わせてくれるのに今日の信介は全てが違った。
「イッたらあかんて言うたやん?ほんまだらしないマンコやな…」
吐き捨てるように冷たく放つとお尻を持ち上げて位置を固定して竿の先で割れ目をなぞるりながらぬかるみにゆっくりと埋めていく。浅い挿入の後、抵抗を突き抜けるようにぐっと奥まで突き上げた。
「や…、だめ、ぁっ、あ、あぁ…っ」
開きっぱなしの口からは唾液が垂れて床にシミをつくった。すぐそばにある水溜りに初めて気がついて羞恥心に体がまた熱くなっていく。
「今、中がきゅっと締まったで?」
両胸に手が添えられ先端をきゅっと摘んだ反動で腰が浮き、深く刺さるように奥の子宮口を何度も突く。
「も、…無理。イッちゃ…」
尿意に似た感覚はさらに自分を追い詰める。信介はそれすら見透かしているようで動きを止めることはなく一定のリズムで甘く快楽を誘う。
「ポルチオに当たるこの感じ、めちゃくちゃゾクゾクするわ」
「そこ嫌、…や、我慢、できないっ」
「我慢や要らんやろ?好きなだけイッたらええやん」
「あ…、あぁぁ……っ」
張り詰めた僅かな時間の後、快感が頂点に達したタイミングで引き抜かれると後を追うように淫水が太腿を濡らしコンクリートを濡らす水音が響いた。