第24章 ❤︎ 木兎「あかーしのセフレちゃん貸して♡」 赤葦京治
「あ、かーし、センパイ…」
途切れ途切れ俺の名前を呼ぶ声に応えるように奥でゆっくり円を描くように腰を回す。
「…何?」
「…センパイが、好きです」
涙声で小さく呟いた言葉。今まで何度も聞いた筈なのに、ずっと求めていた言葉のように感じて…。
「俺も、好きだよ」
俺が紡いだ言葉はやっと伝えることができた言葉のような気がした。
そして何度も味わうように絡み合い、全ての行為が終わると赤く充血したソコからは白く濁った体液が流れ落ちる。
それさえも綺麗で愛おしいとさえ、今は思う。ぐったりと項垂れる体を抱きしめながら、頬に口付けた。