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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第14章 ❤︎ 正しい飛雄の煽り方 影山飛雄


そして迎えたセックスチャンス。

“泊まってくか?”そんな一言でお泊りが決定したのは数時間前。



久々のオフを二人で過ごして帰りたくないって私の気持ちを知ってか知らずか飛雄の方からのお誘いだった。もちろん断る理由もなく、そのまままったりと二人で過ごす。ふと時計を見るともうすぐ日付が変わる時刻だった。

「眠くなっちゃった。そろそろ寝ようか?」

ちらっと掛け時計を見た後、テレビの電源を落とす。スウェット姿のラフな格好で眠そうな表情をしてるのは飛雄の方だ。

「…寝るか」
「うん」

1Kの狭いアパートだからベッドがソファ代わり。そのまま沈み込むと紺色のシーツがひんやりとして気持ちいい。直に感じるの体温にも慣れて飛雄の香りに安心してしまう。

「まだ夜は冷えるね」
「昼は夏かと思うくらいに暑い」
「練習もキツくなってきた?」
「慣れた」
「そっか。それにしても飛雄って温かい…」
「眠いからだろ」
「それ、なんか子どもみたい」
「生理現象だから」

腕の中で笑う私に“笑うな”と抱きしめる。密着する体と聞こえる心臓の音が心地よくて目を閉じる。このまま眠ってしまいたいけど眠ってしまうのが勿体ない、そんな最高に幸せな時間。

でも…、私の太ももにあたるこの硬い物質は、なんですか。



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