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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第13章 ❤︎ 岩泉先生の彼女と及川先生


「なぁ…。これアルコール入ってねぇよな」
「入ってないよ。ノンアルコールって書いてるじゃん」
「なんか体が…」
「ああ、やっと効いてきたんだ。岩ちゃんいちかとが飲んでるそれ、アルコールよりももっとキツイのが入ってる」
「は?」
「いわゆる媚薬ってやつかな」
「お前なに言ってんだよ」
「じゃあネタばらしね」
「なん、だよ…」
「岩ちゃんってやっぱり単純だよね。そこがいいところなんだけどさ。……簡単にこの関係が終われると思った?」
「嘘…。及川、せんせ?」
「いちかもさ、気を許すの早過ぎね。ま、若いし仕方ないよね」
「なんでっ、どうしてですか?」
「俺は二人が好きだからだよ。だって二人は卒業したら結婚するんでしょ?そしたら俺が入る隙ないじゃん。だから最後にさ最高の思い出ちょうだい?」
「お前、なに言ってっ」

及川に盛られた薬のせいで立ち上がろうにも頭がクラクラして体に力が入らない。一発くらいブン殴ってやりたいのに起き上がる事すらできない。

「無理だよ。相当量入れたんだよ、岩ちゃんのは」
「お前、なんでだよ…」
「なんでって、さっきも言ったけど俺は岩ちゃんが好きだから」
「意味分かんねぇよ」
「だろうね。とりあえず岩ちゃんはこの椅子に座ってるだけでいいから。後は俺に全部任せて」

及川の言葉の意味が分からない。今すぐいちかを連れてこの部屋から逃げ出したいのにそれすらもできない。不安そうないちかを横目に俺を抱えた及川は部屋の隅にあった椅子に座らせると、浴衣の紐で動けないようにと脚は椅子に両手は後ろで拘束するように何重にも縛りつけた。
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