第8章 ❤︎ 当直室に彼女を連れ込んじゃう白布先生
「ほんとごめん。もう一回ちゃんとするから」
体勢を変えて両足を大きく開かせるとそのまま中心に顔を埋める。思わず跳ねる体にベッドが軋み、静かに水音が響いた。
「ふ、ぁ…っ、ん…っあ、ぁ」
敏感な場所に舌先が触れるだけで息が荒くなって簡単に熱は上がっていく。何度も軽い波に襲われて賢二郎の唾液と愛液が混ざって垂れていく。
「イキそう?」
「っ、うん…っ」
「じゃあこのまま挿れていい?俺も、もう我慢するのきつい」
腕は縛られたまま息荒く賢二郎のものが充てがわれそのまま挿入される。体の力が一気に抜けてしましそうなくらいの強い快感が体を走る。
「っ、……ん…、…ナカ、すっごく熱い」
ゆっくりと息を吐くように耳元で呟き、馴染ませるように前後に腰を揺らしていく。激しくなくて肌を重ねる心地よさを感じる束の間の甘い時間。
「避妊してないけど、もしもの時は責任取るから」
「多分、今日は大丈夫だと思う」
「ちゃんと知ってる。…俺を誰だと思ってんの?」
「…賢二郎、せんせ」
「正解」
「その格好の賢二郎、格好良くて」
「何?興奮した?」
「ドキドキした」
「ならこの場所でして正解だったな」
「……うん」
「でももうお喋りは終わり。腕も外すから俺の肩に手回して?」
耳朶に口付けながら呟くと両腕が解放される。賢二郎の肩に手を回して体が密着すると中心に向かって深く突き上げられる。