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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第8章 ❤︎ 当直室に彼女を連れ込んじゃう白布先生


「ごめん。急にサーチが落ちてきた患者がいるらしい…。ちょっと行ってくる」
「え?今…」
「一回イッとく…?や、でもこのまま焦らしたいからこのままで待ってて?」

額に優しく触れるキスを残して両腕も拘束されたまま賢二郎は部屋から出て行ってしまった。残された私はただ一人逃げることのできないまま生々しく残る余韻に体を震わせるしかなかった。

もう少しで達してしまいそうなのを寸止めされて体は虚しく熱を下げていく。服を着たくても身動きが取れないし時間が経つにつれて賢二郎がいない寂しさで不安になる。古い柱時計の秒針の音だけが虚しく響いた。






それからどれくらい経っただろうか。賢二郎は息を切らせて部屋に戻ってきた。

「賢二郎…」
「ごめん。思ったよりも時間かかった」

何度も“ごめん”と呟き私を抱き締めるその腕は私を安心させてくれる。

「…大丈夫なの?患者さん」
「うん。酸素いってサーチも安定した」
「そっか…」
「ごめん、一人にさせて」
「平気」
「いいとこだったのに」
「ねぇ、もう腕解いて?服着たい」
「……それはだめ」
「でも」
「今から続き、ちゃんとするから」
「え…?」
「それにこんなやらしい恰好でずっと待ってたって思うとすごく興奮する」

白衣を脱いでベッドに腰掛けて頬を指でなぞり唇にキスを落とす。ごめんと詫びるような優しいキスにまた胸の鼓動が早まっていく。キスを堪能しながらすっかり乾ききってしまった場所に指が触れる。
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