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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第71章 ❤︎ 彼女のお世話係な彼氏岩ちゃん


「包帯どうすんだ?」
「一って包帯巻けるんだっけ?」
「一応な」
「じゃあ外して?湿布も貼り替えたいし」
「ん。ほら、足出せ」

バスタオルからすっと伸びた足の先には白い包帯が巻かれ、テープを外すとするすると肌が顕になる。湿布の上からでも足首が腫れているが見えて、内出血が痛々しい。なるべく動かさないようにゆっくりと剥がしながら湿布の独特の匂いが鼻を掠めた時、いちかの肩がびくっと跳ねた。

「…っ」
「悪ぃ」
「平気。こっちこそごめん」
「やっぱ腫れてんな」
「そうだね。色も赤黒いね」
「内出血だな」
「こんなにグロいけどちゃんと治るかな」
「治るに決まってんだろ。ほら、さっさとシャワー済ませるぞ」
「はーい」

シャワーを手に取り湯の温度を調節する。水から湯に変わると湯気が立ち込め始めて俺といちかを包む。

「バスタオルの上から流していいよな?」
「うん」

こんなことしたことないし、どこに視線持っていけばいいか分からない。まずは足元から湯をかけいちかの反応を確かめる。

「熱いか?」
「丁度いい。もっとかけて?あ、上半身はバスタオルの上からシャワーしてね」
「分かってる」

この状況で裸にでもなられたらこっちはたまったもんじゃない。湯で湿っていくタオルが肌にピッタリとくっついて胸の膨らみや体のラインが顕になってくだけで正直なところ、相当ヤバい。そんな俺の気を知らないいちかは鼻歌でも聞こえてきそうなくらいにご機嫌でボディソープを泡立て体を洗い始める。
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