第5章 ❤︎ 三日間ハメまくった記録　黒尾鉄朗

「鉄朗だって勃ってるよ？」
「お前の裸ずっと見てたもん」
「さっき沢山出したのに」
「まだ全然イケるから…。今からももう一回、相手してね」

熱いシャワーが冷えた体を温めていく。二人で抱き合いながら何度もキスをしてじゃれ合って髪もあちこち濡れていちかのメイクだって崩れていく。でもこうやって身を寄せているだけで幸せだった。

「そういや今日はこっち全然弄ってなかったよな」

胸の突起を口に含んで舌で転がしていく。じゅるじゅると吸い上げてもシャワーの音で掻き消され、代わりにいちかの甘い声だけが反射して響く。

「ん…、ぁっ」
「お前の全部が好きだから…。俺のモノになってね」
「…ん、……なる」
「俺と一緒になれば三食セックス付きだから」
「もう、……バカ」

蕩けるような甘い雰囲気の中で冷えた体もすっかり熱を帯びてきていた。物欲しそうな表情を合図に中指で真ん中の筋に沿ってなぞり中心に埋めていく。熱くてねっとりとして絡みついてくるソコは俺を誘っているようだった。

「はぁ…ぅ、……ぁ、」
「その顔されるとむちゃくちゃくしたくなんの」
「…して？」

自ら腰を振り指を誘導するように動かし深く息を吐く。とろんとした瞳で訴えられたら理性なんてもうどうでもよかった。クリトリスに指を当てたまま小刻みに振るわせるとトーンの高い嬌声が上がる。

「あっ、あ、あ、あ、…っ、んっ」

何度も体を仰け反らせて喘いでも指の動きを止めず、指の腹でぷくっとした突起を一周するようになぞっては摘み上げる。

「あっ、だめっ、これ以上は、ねぇ、…もうっ、んぁッ」
「って言いながらもイッてんじゃん。何回も痙攣してるの分かってんだけど」
「も、壊れちゃうから…、気持ちくて…、無理っ」
「だったら穴の方攻めてやろうか？ここ風呂場だしどんだけ潮吹いても問題ねえから」
「や…っ、だめ」

既に指はいちかの粘液でびしょびしょだった。指を挿れ軽く前後に出し入れを繰り返すだけでサラサラとした粘液が迸っていく。