【名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした。
第5章 〜若き桜達との再会〜
にぱっと笑って元気よく名前を言うと、伊達さん達が朗らかに笑って迎え入れてくれた
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それから六人になってモールを周回し、私の買い物にとことん付き合ってもらった。ダンスの練習で使う上質なタオル、最新の可愛い水筒、美容用品、学校で使う勉強用の筆記用具、ルーズリーフやファイルなど……その他etcを色んな見極めながら購入した
すると最初は中学生があまりに大人びた買い物をするので唖然としていた彼らだけれど、女性大好き萩原さんが美容品や洋服店ではしゃぎ始める。しかも彼のセンスが抜群に良い、息をするように褒めてくるし、商品選びも女性の好みドンピシャだ
椎奈「……萩原さん、そんなに女性が大好きなのね。研究するほど飢えるだなんて」
萩原「そんなんじゃないから!!俺はフェミニストなだけなの、真摯で慎みもあるからドン引きしないで!アンダースタン?!」
松田「記憶を美化してんじゃねぇよ、入校前は遊んでたくせに……」
降谷「おい松田、中学生の前で言うんじゃありません!!」
椎奈「え゛」
諸伏「ゼロの突っ込みも大概アウトだよな、黙ってれば勘違いしてくれたぞ?」
伊達「ったく、お前らなぁ」
萩原さんを中心にぎゃあぎゃあ騒ぐ彼らは相当面白い。警察学校じゃかなり問題児なんだろうな……。暫くそんな風にわいわい話していたけど、「班長はともかく、お前らそんなんじゃ女にモテねぇぞ?」と挑発されてからは何故か三人の心に火がついた。そして四人が勝負で商品を選りすぐって、私に「これとかどうだ?」とあれこれ勧めて審判に巻き込まれる
正直、皆がセンス良いのでグッと来た物を選んだ人を言っていたら、最終的に全部のお店を回って同点だった。彼らは警察としても、男としてもかなりの優良物件。それを深く理解できた瞬間だった
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そして全ての買い物が済んだ15時ごろ、私達は休憩にフードコートへやってきてアイスクリームを頬張った
椎奈「ん〜っ、この味大当たり!」
松田「美味そうに食うなよお前、買い足したくなる」
伊達「やめとけ松田、腹下すぞ」
椎奈「と言うか、ここのアイスクリームにハズレないですよね!ホントに最高っ!」
思わず美味しすぎて勢いよく食べていると、萩原さんが私をガン見していた