【名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした。
第5章 〜若き桜達との再会〜
諸伏「キミ、もしかしてあの時の……?」
萩原「やっぱりね!今日の私服が少し大人っぽいから、ちょっと分かりにくかったんだけどね!めっちゃ可愛い女の子じゃーん!」
松田「さすがの女好きだな、ハギ。相手は中学生だって班長から聞いてんだろーに。同期に手錠かけたかねぇよ」
萩原「ひっでー!普通に褒めただけだろ?別に変な事は言ってねぇよ俺?」
一人キョトンとしている諸伏さんと、にこにこ愛想よく笑って気軽に話しかけてくる萩原さん。そんな萩原さんにニヤッと口角を上げる松田さんは、冗談混じりに幼馴染の萩原さんを揶揄って文句を返されながら仲良く喋っている
伊達「しかし、コンビニ強盗事件以来だな。あれから危険な目には遭ってないだろうな?」
降谷「怪我は大丈夫かい?」
椎奈「あ、はい、お久しぶりです。怪我はもう抜糸出来て大丈夫です……(個性が)賑やかだね?」
伊達「はははっ!まぁな、本当に面白ぇ奴らだよ!」
五人を見回しながら思わず個性が強いと圧倒されている私に、伊達さんも愉快なのか大笑いで四人の視線を集める
伊達「……で?お前の方は一人で買い物か?応募してたコンテスト、本番近いって話してたってナタリーに聞いたぞ?」
椎奈「本番は3日後だよ。今日は気分転換を踏まえて、色々買い揃えにね。突然思い至って来たから一人なんだ」
伊達「なるほどな……確かに気分転換も大事かもな」
萩原「んじゃあ、お嬢さんも一緒にどうよ。こうしてまた会ったのも縁っしょ、俺らとモール周る?」
椎奈「え?」
色々伊達さんと話し続けていると、私が一人だと知った萩原さんがお茶目にウインクしながら一緒にどうかと誘ってくれた。すると意外にも全員乗り気で、「いいぜ」「行こうよ」「俺らは買い物終わったしな」と気前よく賛同するので、「じゃあお言葉に甘えて……」と言う他なかった
萩原「取り敢えず俺、萩原研二っていうんだ。俺らは全員、伊達班長と同じ教場なんだよ」
松田「松田陣平……ハギは女好きだから気をつけな、見張っとくから安心しろ」
萩原「だから中学生には手を出しません!!次!!」
諸伏「日頃の態度だよな?俺は諸伏景光、よろしくね」
椎奈「工藤椎奈です、よろしくお願いします!」