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HQ 日向のお母さん?おいやめろ

第1章 1 部活


あの人が東峰先輩か。
たしかに見た目は厳ついな。
故障か、それともバレーが嫌いになったか。

「あの、一人で勝てないの当たり前です。それがわかったの、ついこの前なので偉そうなことはいえないですけど」

とりあえず日向は大丈夫そうな雰囲気だったから
クラスに戻ることにした。
私が席に着くとチャイムと同時に日向が入ってきた。

『お疲れ、日向』
「東峰先輩部活きてくれるかな」
『バレーボール、まだ好きだといいね』

好きだったものを嫌いになるのって辛いことだ。
まだ、東峰先輩はバレーボールを捨てきれない様子だった。
チームって、いざこざがあると当事者は中々自分から戻りづらいから日向みたいな第三者に促されるのが一番いいんだろうな。


放課後
「、いこ!」
『へいへーい』

烏野の第二体育館。
初めて行くなあ。
のんびり歩いてると後ろから誰かが猛スピードで走って来た。
いや顔怖ぇよ。

「あ!影山ぁまてこらああああ!」

何故か日向も全力で走り出す。
『え"!日向、ちょっまって!!』

仕方なく全力で二人を追いかけた。
『ぜぇっ、なんなんだよまったく』
日「あ!ごめん」
影「日向ボケェ、誰だこいつ」
月「あれ?日向のお母さんじゃん」
『うるさいよ』
山「さんどうしたの?」

目つきの悪い男に、
初対面でこいつ呼び...
『初対面でこいつはないんじゃない?』

ニコっと笑ったら日向が震えあがった。
なんで?
日「ひぇっ...同じクラスの!マネージャーやってくれるって!」
影「マネージャー...」
『、よろしく』
影「おう」

息を整えていると先輩達がやって来たみたいだ。
「なっ潔子さん以外の女子が?!!」
「早いな、おまえら」

日「あ!主将!あの、マネージャーして欲しくて、」
『まさか部長の了承得てないな?』

日「ギクッ...」
影「何やってんだ日向ボケェ!!」

菅「へー、マネージャー希望?」
『初めまして、1年のと言います。日向に誘われて、マネージャーやりたいと思ったんですが、募集されていますか?』

日向を指差して先輩にいった。
田「ナイスだ日向!」
澤「さん、だっけ?大歓迎だよ。もう一人マネージャーがいるんだ。後で紹介するな」

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