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夢繰り屋 凛 第七章 『後編』

第2章 舞ちゃん。


山口さんの傍らに小さな女の子。

この子が…話の…。

「ごめんね。わざわざ来てもらっちゃって。」

そうかしこまった山口さんの隣で、
その少女は、ペコッとお辞儀をした。

「こんにちは。舞です。」

しっかりと挨拶をされ、私と浩二君も

「こんにちは。」

と、かしこまってしまった。

山口さんは、お姉さんに舞ちゃんと
遊んであげると伝えており、
舞ちゃんだけを、連れて来ていた。

私達は、早速、山口さんの家にお邪魔した。

「ごめんね。ちょっと散らかってて。」

そう言われて通された彼女の部屋は、
シンプルにまとまった、オシャレな部屋だった。
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