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鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第31章 2人で初めてのmerryXmas♡extra※裏表現有


「え?本当ですか?嬉しい!じゃあ…折角だし…飲んじゃおうかなぁ」


私がそう答えると


「うむ!いいぞ!そうしよう!」


杏寿郎さんがニコニコと、それはもう嬉しそうに言ってくれるものだから、なんだかとても嬉しくなってしまい


「…はい!私、杏寿郎さんの笑顔のためにいっぱい飲みます」


杏寿郎さんの胴体に腕を回しそう答えた。





そして気がついた時には


「…杏寿郎さぁん…ん…あっつい…この部屋…あっつく…ないですか…?」


なんだか身体が暑くて堪らない。パタパタと自分の顔を仰ぎながらそう言うと


「ならばその上着を脱いだらどうだ?どれ、俺が脱がしてやろう」


杏寿郎さんは私のカーディガンのボタンに手をかけ上から順番に外し始めた。


「…ん…ありがとうございます…」

「お安い御用だ」


カーディガンの下は、随分前に買った発熱性の高いロンTを着ており、素肌に限りなく近い状態だった。

だから


「…ん…」


その日に着用していたナイトブラが薄めの素材だった事もあり、ボタンを外してくれている杏寿郎さんの右の手が私の左胸の中心にたまたま触れてしまっただけで、甘い声が漏れ出してしまう。

そんな私に


「…どうかしたか?」


杏寿郎さんが、甘く、そして低い声で問いかけてくる。


「…手が…杏寿郎さんの手が…当たって…なんか…気持ち良くて…変な声が出ちゃいました…」


へへっ


そう言ってヘニャリと笑いかけると


「…そうか」


杏寿郎さんは、なんとも艶めかしい顔をしながらそう言った。そんな杏寿郎さんの表情に、私の下半身がキュンと疼く。


「杏寿郎さん…今の顔…なんかエッチです…」


思ったままの事をそのまま口に出すと


「そうか?……俺よりも、今のすずねの方がエッチな顔をしていると思うが」


杏寿郎さんはそう言って


「…っんぅ…」


私の左胸の中心を右手の人差し指と親指でキュッと摘んだ。


「…や…杏寿郎さん…気持ち良く…なっちゃうから…そんな…つまんじゃ…だめ…」


口ではそう言いながらも、なんだかもっと強い刺激が欲しいような、そんな淫らな気分になってしまい、自然と杏寿郎さんの身体に胸を押し付けるに身を寄せてしまう。


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