第24章 私の全て、余す事なくもらってください✳︎不死川さん※裏表現有
はぁ…はぁ…はぁ…
「大丈夫かァ?」
肩で大きく息をしながらぼんやりと実弥さんの顔を見る私の様子を伺うように、実弥さんも私のことをじっと見返してくれる。
「…ん…なんと…か…」
自分は大丈夫だと伝えるため、私はヘニャリと力無く実弥さんに笑い掛ける。実弥さんは一度私の中から固さを保ったままのそれをズルリと抜いた。
「…そうかァ…なんとかって言ってるとこ悪ィがよォ、俺はまだ全然…満足してねェよ!」
「っひゃぁ!?」
実弥さんは力の入らない私の身体をグルンと裏に返し
「…膝、立てられるかァ?」
「…っは…い…」
膝立ちになれと私に言ってきた。けれども指示通りそうなった自分の格好がなんだかものすごく恥ずかしく
「…っ…実弥さん…この格好…!…恥ずかしくて…嫌ですっ」
後ろを振り返り、実弥さんにそう言った。
「…嫌だァ?…だがなァ…こうすると…奥までしっかり届くんだぜェ?」
「…っ…だったら余計…だめで…っんやぁっ!」
背後から実弥さんのソレが挿れられ
「…っあぁ!…ん…だめぇ…って…あぅ…言ってる…のにぃ…っ!」
「…散々人を焦らした…お前がっ…悪ィ…っ」
与えられるその刺激は、先程与えられたものよりも激しく深いもので
「…やぁあ!…んっ…あぁあ!…だ…だめっ…っんはぁ!」
「っ…でけェ…声…」
声を抑えなくちゃだとか、我慢しなくちゃだとか、そんな感情はどこか遠くに飛んでいってしまって
気持ちいい気持ちいい気持ちいい
そればかりが頭をグルグルと回っていた。
「…っ…チッ…そろそろ…出そうだ…」
気持ち良さでほとんど思考能力を失っている私の耳に、実弥さんのそんな言葉が聞こえ
「…んっ…中っ…中に…あぁあっ…ん…っ…奥…にぃ…っ…出し…てぇ…っ!」
無意識の内にそんな事を口走っていた。
「…っ…言われなくても…出してやらァ!」
グチュズチュグチュグチュ
「…あっ…やっ…また…んあぁ…っ…イッ…っあぁぁあっ!」
「……ぐっ…!」
再び絶頂を迎えた私は全身をビクビクと痙攣させ、そんな私の最奥に、実弥さんは言葉通り子種を吐き出した。
…あぁ…幸せ。
子種を吐き出されるその感覚を噛み締めながら
「っおい!すずね!?」
私は意識をフッと手放した。