第7章 7
「ここには、この数式(a)を使用してみるといい」
新しい場所も意外と難しい。
「あ、解けた」
「流石。正解だ」
柳君も幸村君も教え方が上手で羨ましい
「少し、自分で頑張ってみる」
「あぁ」
問題を解いていくこと数分
「出来たー」
「では、確認しよう」
そう言って見てくれる柳君。
「全問正解だ」
よっしゃっ
「では、続けてしまおう」
他の数学の問題も分からなければ
幸村君も柳君も教えてくれるから助かる
これだけの差を埋めるのは
大変なことだ
「ん゙ーー」
ある程度終わらせて体を伸ばすと、
私と柳君。それと雅治以外は、すでに雑魚寝を始めていた
時計を見ると既に23時を回っていて
「もうこんな時間か」
「早いね。今飲み物用意するよ。
雅治も飲むでしょ」
「あぁ」
「お前は起きてたんだな」
「プリ」
冷蔵庫から、デトックスウォーターを出すと
「また、随分と変わったものを」
「これ?デトックスウォーターって言うんだって」
「デトックス?」