第7章 7
普通に自分の所に持って行った雅治。
お昼ご飯もあのお弁当だけなのに
食べられないのは、今日は朝から
学校を抜け出したから
「ごちそうさん」
「美味しかったね?」
「確かに。久々に食べに行ったよ」
「そうなの?」
「あぁ。日暮が抜けてから
このメンバー全員では行ってないな」
そうなんだ
「でも、また、こうやって出来るね」
「そうだな」
私の家に付いてもまだ明るいのは夏のせいだろう
「では、勉強をするとしようか。
日暮には、俺と精市でついて教える」
「それがいいですね。
では我々も」
教科書とノートを広げて
立海で最後に教わったところを開くと
皆は大分進んだんだんと実感する
「では、始めようか」