第7章 7

意外と野菜を食べるのが好きなのは幸村君だったりするし

「うぅー」

「野菜を食べないと、いつまでも
夕飯来ないよ？いいの丸井君に食べられても」

「おいっ」

「それは嫌じゃ。ブンちゃん俺の分食べるんじゃなかよ」

「どうだろうな？」

頑張って野菜を食べきった雅治

「やっぱり、日暮がいると
仁王も自分で野菜を食べるんだね」

「ふむ。関心するぞ」

いやいや。野菜食べただけで
関心しないでいいから

「お待たせしましたー。ミックス・・・」

全員分来てから食べるのも変わってない

しかも、雅治はミックスグリルに、追加で
唐揚げも足していた

「本当、お肉好きだね？」

「当り前じゃ」

いやいや。当り前じゃないと思うけど

「日暮はそれで足りているのか？」

「私？だって、お弁当だってこれくらいの量しか入ってないよ」

「何？」

「それに、野菜を食べれば、その分すでにお腹にはたまっているもの」

「まぁ、一理あるね。
黒崎もそんなに食べるわけじゃないし」

「私は、もう、ブン太にあげちゃうから」

「はいはい」

「ご馳走様」

「随分と残すんだな」

「いや。これは仁王が食べるんだろう？」

「は？」

「プリ」