第7章 7
「それは言えているな。
事実、日暮が抜け青学に行っている現状では
立海の授業には追い付かなくなるぞ」
「む、それは」
「困るね。赤点なんか取ったら余計にだ」
「あぁ。だからこそ。
早めに対処をしようと思う」
「早めの対処?」
「あぁ。日暮立海で使っていたノートは」
「持ってきてる」
「流石ですね」
「教科書は」
「まだ、ある」
「では、食事をしてから
話をすることにしよう」
え?と思ったときには
サラダが4つ置いて行かれた
「うぉ」
「すげぇな」
大きいのを頼んだけど
それでも、皆にはあっと今に無くなるだろう。
ただ1人を除いては
「げっ野菜なり。しかも
こんなにたくさん・・・」
飲み物を持ってきてくれた雅治の
第一声がまさかの野菜を見てだった
「月渚ー」
「頑張って食べようね?
これでも、雅治のは少なくしてるつもりだよ」
「これでもか?」
「そう。これでも」