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私と詐欺師

第1章 1



「日暮」

「?」

「今学期中ということは」

「うん。まだ、決まってない。けど
夏までには行くって。お母さんの
引継ぎが終わり次第だから」

「そうなんだ」

「で?どこの高校なんだ」

「青学」

そう言った瞬間立海のこいつらの雰囲気が変わった

「そっか」

「む」

「おやおや」

「マジかよ・・・」

「嘘だろ」

「ふむ」

「何で、氷帝じゃねぇんだよぃ。
お前の成績なら、氷帝でも・・・っ」

「うん。行けたと思う。
だけど、新しい家からは
青学の方が近いんだよね」

「はぁ・・・」

「近場で選んだのかよ」

「そうだけど・・・」

「今すぐ氷帝にしろ」

「立海の寮にしろ」

そう言った、幸村君の言葉に固まった皆

「あー」

その手があったのか

「海琳寮だったら」

「残れたかもしれない。と日暮は言うが
今の今まで、寮の存在を忘れていたんだ。
無理だろう。それにしても
昨日今日の話じゃないなら、この中の誰かに
相談があっても良かったんじゃないか?」

「うぅ」
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