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私と詐欺師

第6章 6



「また後で連絡をする
とりあえず、その証拠写真
俺達に送って」

「え・・・?」

「大丈夫だよ。悪いようにはしないから」

そう言ってくる幸村君が怖い
でも、それだけ私の事も分かってくれてるのも事実だ

そう言って切れた電話
幸村君からのLI〇Eからは
グループで送ると仁王が煩そうだからと
幸村君と柳君、柳生君に送るようにと
連絡が来た

写真を撮って3人に送る

クスクス笑っている女子生徒と
例の数学教師が笑っているのを見ると
教師は確実にあの先生なんだろう

柳君のスマホに連絡を入れる
既に出ているであろう柳君。は無言だ

「帰る」

「あら。授業が始まるわよ?」

そこで、放った柳君の一言。

「あの机で勉強が出来るのか?
教師なら、それくらい分かりそうなものだろう。
しかもその花瓶に入っているのは
"生花"だ。悪意しか見られない。
ましてや、我らが立海の授業よりも遅い授業を聞いても
日暮には何の得策にもならない」

「何で?
どこから・・・」

「ここですよ」

私が出したスマホは通話中の文字。

「なっ」

「花を机に置くことが
どういうことか分からない、教師ではないだろう」

恐らく不二も見て見ぬふりをしていると見た。
そう言った柳君。
乾君であれば、すでに連絡が言っていたはずだ
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