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私と詐欺師

第5章 5



「おいおい。それを言うか?」

「はぁ?当り前だろぃ」

「よろしく頼むよ。」

「あぁ」

だけど、力の差は歴然。
本当に全国まで言ったレベルなのかと思うほどに
弱い。弱すぎた。青学黄金ペア
6-0で立海が勝ってしまった

「ここまで、力を付けてくるとは」

「伊達にやってねぇんだわ」

「あれ?佐伯君審判じゃ」

「このゲームからは俺がやるんだ」

そう言って座ったのは橘君だ

「そうなんだ」

「手塚。シングルス3が終わったら」

「あぁ。ひとまず休憩としよう」

「シングルス3を始める
立海大高校・柳蓮二」

ふっと笑っていった柳君。勝てる自信があるのだろう

「青学・佐伯虎次郎」

「「よろしく」」

お互いに言い放った言葉は同時に言い当てて来た

「流石参謀じゃ」

「今日は誰にイリュージョンする気?」

「まだ、決めておらんぜよ」

「珍しい」
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