• テキストサイズ

私と詐欺師

第5章 5



「日暮。これはどうする」

「立海側においていいよ。
立海メンバーに作ったんだから」

「は?」

「流石だろぃ」

「そうですね」

「どうせ、誰も食べないで来たんでしょう?」

朝と書いたビニール袋から出した
重箱には、朝ごはんらしく
おにぎりと甘めの卵焼き。ウインナーと
普段朝食に出しておきたいものを詰め合わせて来た。
それと、1つだけデカいボトルには
暖かいみそ汁を(具は入れてないけど)

「いただきます」

私から離れない雅治に

「ここにいるから食べてきなよ」

「嫌じゃ」

「大丈夫だって」

「なら、月渚も一緒じゃ」

「今日の仁王はいつもより
甘えたモードだね」

「離れて2カ月。それで
この効果だとは。恐ろしいな日暮」

「何がよ」

「そう言えば、鈴は?」

「アイツは風で今日は休み」

「ありゃ」

「それでも、お前に会いたがってたんだぜぃ」

「私も合いたいに決まってるじゃんか」
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp